【脱毛で硬毛化?】なりやすい人の特徴や対策/見分け方やその後は放置で治るのか?

「硬毛化ってどういう状態?」

「硬毛化になる原因は?」

「硬毛化が起こりやすいのはどんなところ?」

そんな疑問をお持ちのあなたに、本記事では「硬毛化」について詳しく解説していきます。

硬毛化とは、脱毛におけるリスクの1つです。

脱毛をすることによって本来薄くなっていくはずの毛が、脱毛前の状態よりも濃くて太い毛に置き換わってしまう現象のことです。

脱毛をする人は誰でも起こりうる現象なので、予備知識を持っておくことをおすすめします。

硬毛化の症状・原因・好発部位を解説しながら、その予防法や対処法についても紹介しているのでぜひ参考にしてください。

目次

硬毛化とは?症状・原因/硬毛化が起こりやすい部位は?

硬毛化の原因がわからず悩んでいる女性

硬毛化って何?/多毛化・増毛化とは?

硬毛化とは、脱毛をすることによって脱毛前の毛の状態よりも濃くて太い毛に置き換わってしまう現象のことです。ムダ毛の本数は減少したとしても、残った毛の1本1本の存在感が強くなります。特に、背中、二の腕、手指などの細い毛や産毛が生えている部位で起こりやすいです。

多毛化も硬毛化と同様に、脱毛をすることによって起こります。脱毛前よりも毛が増えたり、増えたように感じたりする現象です。毛穴の数は一定のため実際に毛が増え続けるわけではありませんが、毛がほとんど無かった部分にも毛が生えてくるのでそのように感じてしまいます。

増毛化も脱毛をすることによって起こります。脱毛の際に受けた刺激によって、元々毛が生えていなかった毛根からも毛が生えてくるようになる現象です。

硬毛化の原因1・レーザーや光(フラッシュ)を照射することで起こる

現時点では硬毛化が起こる原因やメカニズムは詳しく解明されていません。しかし、統計や研究も進んでいるそうで、いくつかの説が立てられています。

その中の1つに、レーザーや光(フラッシュ)を照射することで起こるという仮説があります。具体的には、照射光のエネルギー不足によるというものです。

レーザーや光(フラッシュ)の照射によりメラニン色素の少ない毛や細い毛が中途半端な攻撃を受けることで、その部分を修復するための成長因子が放出されます。この成長因子が、濃くて太い毛を生み出す原因になっているのでは無いかという説です。

その他にも、レーザーや光(フラッシュ)の照射後に行う皮膚冷却が硬毛化に追い討ちをかけるのではないかという仮説もあります。

医療レーザー脱毛でも硬毛化は起こる可能性がある

医療レーザー脱毛でも硬毛化が起こる可能性があります

医療レーザー脱毛とは、パワーの強いレーザーを照射して、毛を生やす元となる毛母細胞や毛乳頭という組織を破壊する方式です。脱毛サロンや家庭用脱毛器で行う施術に比べて、非常に効果が高い傾向にあります。

一度破壊された毛穴からは次から毛が生えてくることは無く、施術を繰り返すことで永久脱毛に近づけることができます。これは医療行為に分類されるので、医療機関でしか受けることができません。

しかし残念ながら、標的とした毛乳頭全てを確実に破壊することはほぼ不可能です。中には、レーザーが適切に届かず毛穴に中途半端な刺激を与えてしまうことで硬毛化が起こる可能性も十分にあるのです。

光(フラッシュ)脱毛でも硬毛化は起こる可能性がある

光(フラッシュ)脱毛でも硬毛化が起こる可能性があります。

光脱毛とは、メラニン色素に反応する波長の光を広い範囲に渡って照射し、毛根をにダメージを与えて弱らせる脱毛方法です。

詳しくは、照射光のエネルギーが毛を伝って毛根に作用し、毛乳頭のタンパク質を熱で凝固させることで活動を抑制させるという仕組みです。医療レーザー脱毛に比べるとパワーや効果は劣ってしまいますが、痛みが少なく価格も低いというメリットがあります。

しかし残念ながら、こちらの光脱毛でも照射した範囲全ての毛根の働きを確実に抑制させることはほぼ不可能です。照射光が適切に届かず毛穴に中途半端な刺激を与えてしまうことで硬毛化が起こる可能性も十分にあるのです。

家庭用脱毛器でも硬毛化は起こる可能性がある

家庭用脱毛器でも硬毛化が起こる可能性があります。

家庭用脱毛器とは、主に脱毛サロンで採用されている光(フラッシュ)脱毛機を家電化したものです。基本的な脱毛の仕組みは光(フラッシュ)脱毛と同じですが、家庭でも安全に使用できるように、サロン用のものよりも出力が抑えられています。

そのためパワーや脱毛効果は劣ってしまいますが、自分のライフスタイルに合わせて気軽に脱毛ができるというメリットがあります。

しかし残念ながら、家庭用脱毛器も光脱毛と同様に、照射した範囲全ての毛根の働きを確実に抑制させることはほぼ不可能です。

弱い出力の光を繰り返し照射して毛穴に中途半端な刺激を与えてしまうことで、硬毛化が起こる可能性も十分にあるのです。

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現時点では硬毛化の原因は解明されていません

このように脱毛の大敵である硬毛化ですが、現時点ではその原因やメカニズムは詳しく解明されていません。しかし、統計や研究も進んでいるそうで、いくつかの説が立てられています。

1つ目は、照射光のエネルギー不足説です。メラニン色素の少ない毛や細い毛が中途半端な攻撃を受けることで、その部分を修復するための成長因子が放出されます。この成長因子が、濃くて太い毛を生み出す原因になっているのでは無いかという説です。

2つ目は、皮膚冷却が硬毛化を誘発する説です。一般的に、照射後には冷却をしてケアすることが推奨されています。しかし、この冷却がせっかく照射した光のエネルギーを弱めてしまうのではないかという説です。

これらはあくまでも仮説で、現在でも医学界や脱毛業界を中心に、発生機序や対処方法が研究されています。

硬毛化の症状1・毛質の変化(毛が太く硬くなる)

硬毛化の症状1つ目は、毛質の変化(毛が太く硬くなる)です。その名の通り、脱毛後の毛が脱毛前の状態よりも太く硬くなってしまうという症状です。毛を減らすために脱毛をしているのに、逆に毛が太く硬く変化してしまうなんて困りますよね。

ですが、基本的にVIOやワキ、すね毛のようなもともと太く硬い毛では硬毛化はほとんど起こりませんし、硬毛化が起こるのは全体の約10%の人であるというデータもあります。

一方、うぶ毛や薄い毛の密度が高く、元から生えている毛があまり目立たないような部位で起こりやすいようです。また、硬毛化は数本単位でまばらに発生するケースが多いので、余計に目立ちやすいです。

一度変化してしまった毛質はすぐには元に戻らないので、1年以上硬毛化したまま過ごすというリスクもあります。

硬毛化の症状2・うぶ毛が多い部位にできやすい

硬毛化の症状2つ目は、うぶ毛が多い部位にできやすいということです。

うぶ毛は、他の毛と比べてメラニン色素の含有量が少ない傾向にあります。つまり、照射光が反応しにくい部位で硬毛化が起こりやすいのです。また、うぶ毛は全体的に細いので光や熱のエネルギーが分散してしまい、毛根部分を強化させるような中途半端な刺激として影響してしまうのです。

具体的な症状としては、何も生えていないように見えた部位から毛が生え出したり、うぶ毛が剛毛に生え変わったりします。

うぶ毛脱毛への重視度がそれほど高くない方やもともとの体毛が薄い方は、硬毛化のリスクを踏まえた上で、その部位の脱毛を本当に始めていいのかどうか今一度考えてみてください。

硬毛化が起こりやすい部位は?

硬毛化が起こりやすい部位は、うぶ毛が多かったりメラニン色素の少ない毛が生えていたりする部位です。

具体的には、頬や顎下、もみあげなどのフェイスライン、肩、二の腕、うなじ、背中、太もも、肘下です。また、関節部やその周囲でも起こりやすいというデータもあります。

加えて、もともとの体毛が薄い方や毛根が皮膚表面から深い場所にある方、毛の密度が高い方は、他の部位においても硬毛化が起こるリスクが高まります。

これらの理由としては、毛根に十分なダメージを与えられず、その刺激が逆にムダ毛の発毛組織を活性化させてしまうからであると考えられています。

このように硬毛化しやすい部位や体質はある程度特定できているので、脱毛を始める際には硬毛化のリスクも頭に入れた上で施術箇所を決めるようにしましょう。

硬毛化の予防方法/硬毛化になってしまったときの対策

硬毛化になってしまって悩む女性

硬毛化の予防方法1・サロンやクリニックでムダ毛処理をする

硬毛化の予防方法1つ目は、ムダ毛処理をサロンやクリニックで行うことです。

サロンやクリニックのスタッフは、硬毛化についても熟知している言わば脱毛のプロです。一人ひとりに合わせた脱毛方式や出力調整を提案してくれます。

無料のカウンセリングを実施しているサロンやクリニックもたくさんありますし、仮に硬毛化してしまった際のアフターフォローやアドバイスも受けることができます。また、硬毛化に対する保証制度(無料の追加照射など)が用意されているサロンやクリニックを選ぶこともおすすめです。

自己判断や自己処理で脱毛を進めて後悔するよりも、初めからプロと一緒に施術プランを組んでいく方が、硬毛化に対しても安心して対処していけるでしょう。

うぶ毛に適した脱毛器・ソプラノアイスプラチナムについて

硬毛化の予防として、ソプラノアイスプラチナムを使用するという方法があります。

ソプラノアイスプラチナムとは、3種類の波長をブレンド照射できる蓄熱式(SHR)の脱毛機のことです。「次世代型のハイブリッド脱毛機」とも表されるほど、高い評価と期待を受けています。

ソプラノアイスプラチナムは医療脱毛機なので、クリニックでの施術が基本となります。皮下に蓄積させた熱エネルギーによって脱毛をする仕組みです。

大きな特徴は、通常の脱毛機では1種類の波長しか照射できないところを、3種類の波長をブレンドさせて照射できることです。これにより、幅広い毛質や肌質に対して大きな効果が期待できるのです。

そのなかには「ダイオード(800nm)」という、うぶ毛の処理に適している波長も含まれています。

うぶ毛に適した脱毛器・メディオスターNextProについて

硬毛化の予防として、メディオスターNextProを使用するという方法があります。

メディオスターNextProとは、2種類のダイオードレーザー(800nmと940nm)を照射できる蓄熱式(SHR)の脱毛機です。

メディオスターNextProは医療脱毛機なので、クリニックでの施術が基本となります。出力の低いレーザーを連射し、バルジ領域にダメージを与える仕組みです。バルジ領域とは毛を生やす指令を出す組織なので、ここにダメージを与えることでこれから生えてくる毛を抑制する効果が期待できるのです。

メラニン色素含有量や毛の太さに左右されないため、うぶ毛や薄い毛の脱毛もしっかりと行うことができます。

まだ歴史や実績は浅いですが、厚生労働省の薬事承認を受けている機種なので安心して施術を受けることができるでしょう。

うぶ毛に適した脱毛器・SHR式脱毛器について

SHR式脱毛器は、うぶ毛に適した脱毛器といえるでしょう。

SHR脱毛とは、毛包に熱を与えることで「バルジ領域」という発毛の命令を出す細胞にダメージを与える方法です。これにより、これから生えてくる毛を生えにくくさせる効果が期待できます。

では、どうしてSHR式脱毛器はうぶ毛に適しているのでしょうか。その理由は、メラニン色素を含まない産毛や薄い毛にもしっかりと反応するためです。SHR脱毛では、標的はメラニン色素ではなくもっと奥のバルジ領域です。そのため、毛穴に中途半端な刺激を与えること無く確実にダメージのみを届けられるので、硬毛化の原因とされている状況を避けることができるのです。

しかし、これは比較的新しい方式のため、SHR脱毛器を採用しているサロンは数が少ないというデメリットもあります。

硬毛化の予防方法2・セルフ脱毛を行う

硬毛化の予防方法2つ目は、セルフ脱毛を行うということです。

前述したように硬毛化の原因やメカニズムは詳しく解明されていませんが「照射光のエネルギー不足説」と「皮膚冷却が硬毛化を誘発する説」が現時点では有力とされています。そしてこれらは両方とも、光脱毛に関連した事柄です。

つまり、硬毛化を予防するためにはサロンやクリニックで受ける光脱毛以外の脱毛であるセルフ脱毛が有効なのではないでしょうか。

とは言えセルフ脱毛にも複数の方式が存在します。その中で近年注目度が高まっているのが家庭用脱毛器です。サロンに近い施術を自宅で受けられると好評ですが、こちらは光脱毛であるためサロンやクリニックで受ける光脱毛同様、硬毛化のリスクがあります。

除毛クリーム

それでは、どのようなセルフ脱毛が硬毛化の予防になるのでしょうか。

その1つ目に、除毛クリームが挙げられます。除毛クリームには毛を構成しているタンパク質を溶かす成分が含まれていることから、皮膚の表面の毛を溶かす効果があります。肌の外側にのみ作用するので、毛穴や発毛組織への刺激やダメージはありません。

つまり、硬毛化の原因とされる領域に踏み込むこと無く除毛をすることができるのです。

しかし除毛クリームには脱毛・抑毛・減毛効果は無いので、少し時間が経てばまた元のように毛が生えてきてしまいます。この場合、新たに生えてくる毛の毛質は以前と変わらないので安心してください。

肌トラブルを引き起こしやすかったり、肌に塗布してからの放置時間の管理が面倒だったりというデメリットもありますが、一時的な脱毛であればおすすめできる方法です。

電気シェーバー

硬毛化の予防になるセルフ脱毛2つ目には、電気シェーバーが挙げられます。電気シェーバーも除毛クリームと同様に肌の外側の毛にのみ効果を発揮するので、毛穴や発毛組織への刺激やダメージはありません。

つまり、硬毛化の原因とされる領域に踏み込むこと無く除毛をすることができるのです。

シェーバーは肌を傷つけにくい分、浅剃りになってしまい剃り跡が目立ちやすいというデメリットもありますが、数あるセルフ脱毛の中でも様々なメーカーや種類が展開されていて、選択肢が非常に多いというメリットもあります。

さらには繰り返して使用することが出来るのでコストパフォーマンスも良いです。また、肌を傷つけにくく肌トラブルを起こしにくいのでセルフ脱毛初心者の方でも安心して始めやすい方法かと思われます。

硬毛化の対策1・サロンやクリニックでの施術を続ける(再照射も含む)

硬毛化の対策1つ目は、施術を続けたり再照射を行ったりすることです。

硬毛化した毛は濃くて太い毛に置き換わっているため、その分、毛根部分のメラニン色素の面積も多くなります。このことで照射光の反応が強まり、脱毛効果の現れにつながるのです。

そのため、硬毛化が起こってしまったとしてもそのまま照射を継続させるという対策方法もあります。特に、照射光の威力を強めて施術をすると効果が高まるそうです。

また、サロンやクリニックによっては硬毛化が起きた場合の保証制度があるところもあります。これは、硬毛化したムダ毛に対しての再照射を無料で保証してくれるというものです。硬毛化が疑われた時点で、まずはスタッフと相談するようにしましょう。

硬毛化の対策2・サロンやクリニックに相談してしばらく施術をお休みする

硬毛化の対策2つ目は、しばらく施術をお休みすることです。

照射を続けても硬毛化が改善されない場合には、施術期間の間隔を通常より長く空けて、しばらくそっとしておくという方法もあります。この対策の明確な根拠はわかっていませんが、余計な刺激を与えないようにすることで毛の細胞が元の状態に戻りやすくなるからではないかと考えられています。

硬毛化が疑われた時点でまずはサロンやクリニックのスタッフに相談をし、施術間隔を見直してみましょう。

では、「しばらく」とは一体どのくらいの期間なのでしょうか。硬毛化は、一度起こってしまうとなかなか治りにくいと言われています。具体的には、半年から1年くらいのお休みが必要なようです。

硬毛化した毛が自然と抜け落ちるのを待つ

硬毛化の対策続いては、硬毛化した毛が自然と抜け落ちるのを待つということです。

これは、先ほど述べた「施術をお休みする」という方法と基本的な原理は同じです。「毛周期」という毛の生え変わりのサイクルを余計な刺激を与えない状態で繰り返させることで硬毛化した毛が自然と抜け落ち、元の毛の太さに戻る可能性が少なからずあるようです。

しかしこの場合、硬毛化した毛が抜け落ちるのであって、その部分の毛が脱毛されるということはありません。再び照射をすれば硬毛化が再発し、いたちごっこのような結果になってしまうケースも多いようです。

一旦硬毛化した毛を抜け落ちさせたら、その後の脱毛については改めて考え直してみることをおすすめします。

硬毛化の対策3・ニードル脱毛(針脱毛)を検討する

硬毛化の対策3つ目は、ニードル脱毛(針脱毛)です。これは、最も確実に硬毛化を完結させられる脱毛方法です。

しかしながら、多くの方はニードル脱毛という脱毛方法に聞き馴染みが無いのではないでしょうか。事実、ニードル脱毛を実施しているクリニックは数が限られています。

ニードル脱毛(針脱毛)とは、毛穴一つひとつに極細の針を挿入して電気を流し、毛根の細胞自体を破壊する方法です。硬毛化の原因と考えられている熱を使用していないので、硬毛化した部分の毛根にも十分な効果が期待できますし、永久脱毛にもなります。

デメリットとしては、痛みが強いことや施術費用が高額になってしまうこと、1本ずつ処理をしていくのでかなりの時間を要することなどがあります。

硬毛化のよくある質問/見分け方は?

硬毛化のよくある質問について

硬毛化を放置するとどうなる?酷くなる事はない?

硬毛化を放置すると、その後の毛の状態には2つのパターンが考えられます。

1つ目は、元のうぶ毛や薄い毛に戻るということです。放置をすることで、毛や毛根に追加の刺激を与えずにしばらく様子を見るということにつながります。これにより毛周期のサイクルが再び回ることで硬毛化した毛が自然に抜け落ち、元のうぶ毛や薄い毛に戻る場合があるのです。

2つ目は、同じ太さ・硬さの毛が再び生えてくるということです。発毛組織が修復されず、次の毛周期でも硬毛化した毛が生えてくる可能性も残念ながら十分に考えられるのです。

いずれにせよ、硬毛化を放置したからといってそれ以上の太さや硬さになることは無いようです。放置して毛が生え変わっても元に戻らない場合には、サロンやクリニックに相談した方が良いでしょう。

硬毛化はサロンやクリニックで再照射の相談はできる?

もしも契約終了後やコース完了後に硬毛化が起こってしまったら…そのような不安を感じている方もいるかと思います。

サロンやクリニックでは、そのようなケースに備えて保証が用意されているところもあります。保証内容はサロンやクリニックにもよりますが、再照射や追加照射を無料で実施してくれるケースが多いようです。また、硬毛化の悩みなどを相談できる無料のカウンセリングサービスが備わっているところもあります。

硬毛化への不安が大きい方や、「自分の毛質では硬毛化のリスクが高いかも…」と悩んでいる方は、あらかじめそのサロンやクリニックで再照射の相談を受け付けているかどうかを確認してみるとよいでしょう。また、実績が多いであろう大手のサロンを選ぶという手もあります。

光脱毛よりも医療脱毛の方が硬毛化になる可能性は高い?

結論から述べると、光脱毛よりも医療脱毛の方が硬毛化になる可能性が高いということはありません。なぜなら、脱毛をする以上硬毛化のリスクは避けることができないからです。光脱毛・医療脱毛のどちらを受けていてもそれは変わりません。

そもそも硬毛化の詳しい原因は未だわかっていないので、発生する可能性の高低や確率の数値化などは非常に難しいのが現状です。

しかし、その中でも硬毛化の原因の仮説とされているのが、脱毛機の出力不足により毛根に十分なダメージを与えられず、逆に発毛組織が活性化するための刺激になってしまっているという説です。

この説に則って考えてみると、レーザーのパワーが強い医療脱毛の方が確実に毛根へのダメージを与えられるのではないでしょうか。

硬毛化になる確率はどのくらい?稀な現象って本当?

硬毛化になる確率は、明確な数値では表すことが難しいです。理由としては、人によって硬毛化の程度や本数が大きく異なるので判断が難しい場合があることや、施術開始から発症までに1~3ヶ月もの期間を要することなどが挙げられます。

また、硬毛化が起こるかどうかは実際に施術を受けてみないとわかりません。

しかしながら、硬毛化は稀な現象であるということは事実です。データに関しては多少のばらつきが見られましたが、硬毛化になる人はならないひとよりも圧倒的に少数です。ましてや、長期にわたって悩まされ続けるケースは非常に稀だそうです。

確率についての例を挙げると、ミュゼプラチナムでは約1%、RENATUS CLINICでは約10%、赤坂クリニックでは約20%の人に硬毛化が起こるというデータが発表されています。

硬毛化を見分けるポイントは?

施術後どのくらいで硬毛化の症状が現れる?

硬毛化は、施術を開始してから1~3ヶ月経過してから自覚症状が現れてきます。照射後すぐに起こるわけでは無いので、硬毛化について知識の無い方は驚いてしまうかもしれません。詳しい理由はわかっていませんが、発毛組織の回復や毛周期と関連があるようです。

そのため、部位や体質によっても症状の現れに差が出ます。

硬毛化の機序は、照射後しばらくして再び生えそろってきた毛が、ポツポツと徐々に硬毛化していくイメージです。

よく硬毛化と勘違いされるのが、カミソリで剃った後の毛の断面がそのまま伸びてくることで、毛自体が太くなったかのように感じられるケースです。硬毛化の判断をする際には、より広範囲の毛が生え揃ってから比較するようにしましょう。

何回くらいの照射で硬毛化することが多い?

硬毛化が起こるまでの照射回数は数回の人もいれば、中には数十回の人もいるそうで、非常に幅広いです。これは、体質や毛質の違いはもちろん、使用している脱毛機やその出力、照射間隔などの様々な要因が絡み合っていることが考えられます。

そのため一概に「○回です」とは言い切れませんが、照射開始から4~5回目の頃に起こることが最も多いとされています。

少なくとも、照射1~2回目では硬毛化はあまり見られないそうです。このことは、前述した『硬毛化の自覚症状が現れるのは1~3ヶ月目である』という内容とも一致するので正しいと言えるでしょう。

照射4~5回目の頃を過ぎたら、硬毛化の兆しが無いかどうか肌の状態を注視するようにしてください。過度に心配する必要はありませんが、不安な方はスタッフに確認を手伝ってもらいましょう。

うぶ毛が多い部位に硬毛化することが多い?

硬毛化の好発部位は、うぶ毛が多かったりメラニン色素の少ない毛が生えていたりする部位です。具体的には、頬や顎下などのフェイスライン、肩、二の腕、うなじ、背中、肘下です。また、もともとの体毛が薄い人はこの他の部位においても硬毛化が起こるリスクが高まります。

うぶ毛が多い部位に硬毛化することが多い理由としては、毛根に十分なダメージを与えられず、その刺激が逆にムダ毛の発毛組織を活性化させてしまうからであると考えられています。つまり、メラニン色素に反応して脱毛を促すはずの照射光が、目的の効果を発揮できない状況にあるということです。

このように硬毛化しやすい部位はある程度特定できているので、脱毛を始める際には硬毛化のリスクも頭に入れた上で施術箇所を決めるようにしましょう。

硬毛化したムダ毛を自分で抜いても良い?

硬毛化に気づいたら、毛抜きなどの自己処理は絶対にせず、通っているサロンやクリニックに速やかに相談をしに行ってください。

硬毛化した毛は目立ったりチクチクしたりするため、自分で抜いてしまいたくなる人も多いかと思われます。しかし、毛抜きで無理やり毛を抜くことは、毛穴への大きなダメージとなり、毛根部分のシステムをさらに狂わせてしまう恐れがあります。

また、自己処理をしてしまうと、相談をしに行った際に硬毛化が起こっているかどうかの判断がつきにくくなって、対策を講じてもらうまでに更なる時間を費やしてしまいます。

硬毛化を根本から解決したいのであれば、自己判断で余計なことはせずにきちんとした処置を受けるようにしましょう。

硬毛化って何?症状や予防方法についてまとめ

硬毛化の症状や予防方法について説明する女性

硬毛化・多毛化・増毛化は脱毛を進めていく上で避けては通れないリスクの1つですが、時間をかけて適切な処置を施せばきちんと元の状態に戻すことができます。

現時点では原因やメカニズムは詳しく解明されていませんが、メラニン色素の少ない毛や細い毛が中途半端な攻撃を受けることでその部分を修復するための成長因子が放出され、濃くて太い毛を生み出す原因を作り出しているのでは無いかという説が有力とされています。

硬毛化はうぶ毛が多い部分にできやすいこともわかっているので、それを踏まえた上で脱毛箇所を選定していくことが一番の予防と言えるでしょう。

もしも硬毛化が起こってしまった場合には、自己処理は避けてサロンやクリニックに相談してください。

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